2012年5月31日木曜日

熟睡までの長~いお話①

スポーツ選手だけに限らず,睡眠というのはとても大切です。

寝ている時間はそれなりでも,質の高い睡眠をとれている人は案外少ないと思います。
私の長年の悩みは,寝ても寝ても眠いのです。なまけ病?イヤイヤ,そうじゃない!と他の原因を探りました。
耳鼻科に行って無呼吸検査の器具を借りて,検査をしてみたのです。

するとですね,止まってましたよ!何回も。といっても軽度なもので,装置をつける治療をするほどではないそう・・・。

睡眠時無呼吸症候群には閉塞性と中枢性がありますが,私は扁桃腺も肥大気味だし,鼻柱湾曲もあるし,スポーツをずっとしているから血中の二酸化炭素濃度が高くなるのも慣れちゃってるし,当然いびきをかきますからね。両方が考えられるので混合性かな~

難しい話はコチラ参考→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E6%99%82%E7%84%A1%E5%91%BC%E5%90%B8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

軽度とはいっても眠りの質をもっと良くすれば,回復力は高まるだろう!ということで積極的治療,というか半分実験。

スリープスプリント(寝るときにするマウスピース)を制作することになりました。
なんか寝ながらスプリントするみたい・・・



まず耳鼻科に行って検査,その足で歯医者に行って,歯の検査して,クリーニングして・・・今回はここまでは終わり。

次回はマウスピースの型取りです。その次はマウスピースの合わせ。そしてその次は耳鼻科で検査・・・・と熟睡までの道のりは長いです。

ということで,長~い話の続きはまた今度。



テーピングの基本

書籍の宣伝続きになってしまいますが・・・

私が使用しているテーピングの NewHALE からテーピングの本が出版されました。



このテーピングすごく応用も効くし,良いのですが今まで貼り方の本が出ていませんでした。
本当は芥田さんの講習を受けるのがお勧めですが,なかなか都合のつく方ばかりじゃありません。ということで,待ちに待った本の出版でした。(私も)



その本の後ろに載せていただきました。宣伝用に高木さんに撮っていただいた群馬のレース・・・と言いたくなるような写真。(笑)

書店で購入よりもネットで購入が確実かもしれません。

コチラ→New HALE onlineshop http://new-hale.shop-pro.jp/?pid=43357520
   
     枻出版onlineshop  http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=16586

2012年5月30日水曜日

すぐに痩せる!夏本番ダイエット!ではありません。

すぐ!とか10日で!とかのダイエット特集ではありませんが,


『Tarzan』  6月24発売号 の体幹トレーニング特集で,私がお世話になっている コンディショニングセンター品川 の田口トレーナーが登場しています。



ご本人がモデルもされているのがこだわりです!
身体の動きというのは停止映像で伝えるのは難しく,これだけではなかなか伝わりにくいかもしれませんがぜひ見てください。

インパクトのあるタイトルは付けられませんが,『じっくりやったら,気が付いたら動きが良くなってた,身体が締まってた!?』てな感じですかね?

ちょと間を開けていたジムトレに腕がプルプルしてしまいました。身体は衰えるのも早いですね~
今日の歩行姿はロボットです。



2012年5月28日月曜日

骨格がしっかりしていて,腸が丈夫な人と結婚すると良いです。

よく独身女子選手と話す時に,結婚相手は「骨格がしっかりしていて(歯並び含む)腸が丈夫な人をとするとよい。」と言っています。

歯並びは口を開けてもらえれば,わかるけど
「アナタ,腸の状態は良いですか?」と聞いたら,普通引かれますね。はい,そうですね。
冗談半分,本気半分。

腸の状態がいい人は血液の状態もいいので,筋肉の状態も良くなります。
身体さえ丈夫であれば,仕事ができます。

身体以外にも,腸の状態は自立神経とも密接に関係しています。

『男は30,女は40』で副交感神経の働きが鈍ってくるらしいです。

交感神経が優位になってくるわけではなく,副交感神経の働きが鈍るからイライラや身体の不調となるらしいです。ホルモンも関係してるでしょうね。
う~ん,思い当たるな~(笑)

ということで副交感神経の働きが鈍らないように・・と考えるのですが・・・
バランスの良い食事,休養,適度な運動。と当たり前のことがすすめられます。

あとは笑って過ごすこと。
怒ってばっかりはやめないとな。

2012年5月27日日曜日

頼りになる人

無人島に行くなら,『食べ物と健吾君』と選択をしたくなる位頼りになる人,ラバネロのメカニック健吾君。

ラバネロに所属していたときも,今も,困っている時にしょっちゅう助けてもらってます。
スタート前の焦っている時に,落ち着いて対応してもらえるのは選手にとってはどんなに気が楽になるか・・・絶大なる信頼をしています。
たぶん,ラバネロにいた人はみんなそう言うんじゃないか?

チームの裏方であるメカニックやマッサーは,実際の仕事だけじゃなくて精神的にも色々とお世話になることが多いのです。

今日も,忘れ物大魔王の私はTOJスタート前の日比谷で,健吾君に助けてもらうことに・・・。なんて偶然!助かりました~!


ということで,6月15日発売『VOLT』7月号の Panasonic ポータブルカーナビゲーション Golliraの広告撮影も無事終了でした。


1日に2つのタワーをバックにしました。いい眺め~

2012年5月25日金曜日

昔はビックリ!東京に中日!?

東京中日新聞社にて

オートバイレーサー(元全日本ロードレース選手権TT-F1シリーズチャンピオン)でカーレーサーの辻本聡さん、

東京中日新聞社陸上担当記者でランナーの川村記者(東京マラソンで2時間間27分台をマーク、速っ!)と三者で車、自転車、ランナーの交通安全マナー向上について対談をしてきました。

対談内容以外に、辻本さんは自転車の機材やトレーニングに興味深々、途中で会話が何度も脱線しました。(笑)

かなりはまってますね〜

スピード域は違いますが、同じ二輪に乗る者同志、こだわりや気を付けているところは共通点を感じました。

対談内容については今月末〜6月頭の東京中日新聞紙面にて。

私は逆にバイクレースの話をもっと聞きたかったです!
いつかMotoGP観戦だな。
ちょっとバレンティーノ・ロッシのファンです。

2012年5月23日水曜日

人につけられたニックネーム


【いかなこ】 小学生の時にカナコが2人いたから,区別するため。ただそれだけ。
【いとかな】 これは自転車を始めてから仲間から短縮して呼ばれていた。
【ペプシ】 オーストラリアの自転車仲間が Can Not Coke  の発音がキャナコ~に近いから,コカコーラじゃなくてペプシとつけられた。
【カプチーノライダー】 オーストラリアの自転車仲間が,私は自転車に乗った後にいつもカフェにいたからつけられた。
【忘れ物大魔王】 チームで遠征に行くと必ず車に何かを置いていくからつけられた。

ということで,今日もやってしまった忘れ物大魔王・・・。

私はよく筑波山に走りに行きます。麓までは車で行くのですが,2時間近く車を走らせて忘れ物があるともうガッカリです。
今日はフロアポンプも携帯ポンプも忘れてしまった~

諦めてお茶でもして帰るか・・というときにダメもとで電話を入れていた SPACE ZEROPOINT の玲さんから連絡があり,一緒にいた青木さんにフロアポンプを借りて走ることができました。

ところで,自転車のトレーニングで,これがないと絶対無理っ!てものはなんですか?

わたくし,一通り忘れました・・グローブ,サングラス,ウインドブレーカー,靴下,ジューズレーサーパンツ空気入れ(フロアポンプと携帯),ボトル,スポーツブラ,ペダル(片方)もうあとは思い出せない・・・

太字の物はないとダメでしたが,それ以外の物は他のもので代用か,無しでなんとかなりました。

今まで忘れたことが無いのものは自転車です!

2012年5月22日火曜日

第8回谷川真理駅伝

5月と言えば毎年参加している谷川真理駅伝の先導です。

アクセスも良いので,今年も参加者多数のマンモス大会。
先導も神経を使います。

いつもは全日本選手権前でこの大会で新車をお披露目だったのですが,
今年はもう終わってしまっています。

『GIANT TCR W』 レース仕様のレディースモデルです。
レディースモデルの自転車に乗るのは初めてなのですが,イメージとはちょっと違いました。
レディースといえば,乗り心地重視のソフトなフレームなのかと思ったら,軽いしダンシングしたときのしっかり感はレースフレーム。
なんかウエアとフレームの色がピッタリです!偶然ですが。

ピースしかけ・・・

GIANT TCR W を人前で乗るのはコレがほぼ初めて。


真理さんも自転車に興味深々



本気の人から仮装まで色々です。
ニャーじゃなくてピース
色々ありますよね,色々。話題の元代表は身体は小さいけど案外逞しいのだと思い
ます!
ということで,無事大きな事故もなく駅伝大会終了。これが終わるとシーズンインという感じです。

2012年5月18日金曜日

皮下脂肪計測器

スポーツをしている人はみな気にする脂肪率。

脂肪計付き体重計で数字は出せますが,筋肉量が多いアスリート正確な脂肪率が出ません。(前後の比較はできますが)

ナショナルチームの合宿で2回ほど形態測定をしてもらう機会がありました。
『摘まむプロ!』 がノギスみたいな皮下脂肪測定器で身体の8か所の肉をつまんで皮下脂肪の厚みを測ります。

8か所はコチラ↓
肩甲骨下部,上腕三頭筋,上腕二頭筋,腸骨陵,上前腸骨棘,傍臍部,大腿前,下腿

そして,その中の6か所と8か所の合計値(SUM6とSUM7)を出したものがアスリートとして脂肪が多いか少ないかの目安にしてます。
測る人の一定のテクニックと内臓脂肪が測れないのがデメリットですが,
アスリートの脂肪の目安にはこっちの方がわかりやすいかも。

オーストラリアのトラック選手はSUM6が60以下になるように指導されてるらしいです。何年か前に聞いたので,今は変っているかもしれませんが・・・

私はおへその横をつまんで見ると,だいたいの身体全体の脂肪の状態がわかります。
今度測定器を買ってみようかと思います。

2012年5月15日火曜日

合同企画計画中,できたらいいな~

私がサポートしてもらっている『NewHALE』の芥田さんと

『さくら治療院』の神崎さんがお知り合いということで,



お2人をお招きして,NewHALEの効果的な使用法とアロママッサージや美容鍼の効果を知ってもらえる機会を作れたらと思っています。

お2人とも共通点は超がつくパワフルさと前向きな姿勢!ホント,選手の私がビックリするほど元気です(笑)
お忙しいお2人ですからいつ実現することかわかりませんが!!お楽しみに~

2012年5月14日月曜日

大人(中年)になって食べられるようになった物

ここ数年で食べられるようになったのだから,大人というより中年ですね,ハイ。



私は静岡出身なのですが,わさびが食べられません・・・
当然わさび漬けも今年まで食べたことがありませんでした。
が,かまぼこと一緒に食べたら美味しいこと!!

チョコレートは小さい頃に親に虫歯になるから食べてはいけない!と食べさせてもらえなかったのですが,
そのうち自分でも食べたいとは思わなくなり,歯につく感じが苦手でチョコレートケーキもクッキーも食べられませんでした。
当然,自分で買うことは有りませんでした。

ところが,ここ数年デパートで高級チョコを食べてから,チョコレートに対しての意識が変わりました。
濃厚な香りと味,口に残る余韻・・・イメージを掻き立てるけっこうな1粒でした。

何かをきっかけに,この歳で食べられるようになるんですね。

う~ん,幾つになっても変れる。

2012年5月13日日曜日

クローゼット整理&NewHALE体験

昨日,下北沢の cafe sacosh で開催しました,『クローゼットを整理してくれ~企画』&『NewHALE体験』にご参加いただきありがとうございました。



クローゼットで箱に詰まったままだったジャージも喜んでくれる人に引き取ってもらえました。私も助かり,皆さんにも喜んでもらえ,こんな良いことはありません。
そして,集まったお金はレースを開催していた町に全額寄付をします。
その報告もまたします。

そして,せっかく人が集まるのだから!ということで私がサポートをしていただいている NewHALE から Xテープ を提供していただき,(芥田さんありがと~!)
カフェで私の指導で足首2枚貼りの体験をしてもらいました。
皆さんにはレッスン後にお試し用もお持ち帰り頂きました。

みんな身体が柔らかい!?


これがなかなか好評でしてNewHALE のレッスン企画をまたしたいですね。
カフェで足を出してテープを貼る集団はちょっと面白い絵でした。





2012年5月9日水曜日

大気不安定で心拍上もがる。

筑波で竜巻がありましたね。私がトレーニング行っているスタート地点近くです。
あのあたり,は比較的普段から雷が多くて,大気が不安定になりやすい場所なんですかね?

これからの季節,サイクリストの皆さんは本当に気を付けて下さいね。

何度もいいますが,私はトレーニング中に嵐にあってから雷パニック症になってしまったのですから。
一時は過呼吸になってしうまうこともあった雷パニック,今ではかなり良くなりました。

でも,雷が鳴りそうな空模様というのは良くわかるので,空模様を見ていて危なそうだな~と思うとそれだけで今でもドキドキするのですよ。
あ~,家の中にいれば平気なのにな・・・
まあ,本当に危険なので怖がっているくらいでちょうどいいのかなあとは思ってますが。(雷と竜巻から身を守る方法も勉強済み!)

本当に危険なんですよ,雷も竜巻も!

2012年5月2日水曜日

5月12日『今度こそクローゼット整理企画』詳細


【日時】 5月12日 土曜日 15:00~

【場所】 cafe sacoshe  下北沢駅から徒歩

【費用】 ・ 食事代 1500円ワンプレートお料理+デザート+ソフトドリンク
             ・ジャージチャリティーご協力の方はジャージ代 

【内容】 ・東日本大震災チャリティ(ジャージなど)
               ・NewHALE足首貼り体験とお持ち帰り

ジャージチャリティは写真以外もあります。いい恰好してチャリティと付けましたが,本気でクローゼット整理もしたいのです・・・すいません。
来てからのお楽しみですが,来て下さる人数分の物はあります。
集まったお金は全額赤十字に寄付予定(寄付先は元レース会場に町に変更する可能性あり)

NewHALE体験は,私がサポートをしてもらっているNewHALEテーピングの足首貼りを私の指導で体験してもらいます。くるぶしあたりまで出せる恰好で来てくださいね。くるぶしより下の体毛が多い方は処理をしてきた方がいいです。
お持ち帰り分も提供してもらったので,家でも試してください。

セットではソフトドリンクが付いてますが,別注で昼間っからワインを少し飲みながら楽しくやりたいと思います。

まだ数名分空きがあるので当日いらっしゃる方はお店に電話確認を!

第15回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース

1. レース詳細
レース名:第15回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース
日時:2012年4月29日(日)08:05スタート
天候:晴れ
クラス:エリート女子
エントリー数:30人
場所:岩 手/八幡平
主催:財)日本自転車競技連盟

2.使用機材・サポート

フレーム : GIANT TCR ADVANCE SL3
タイヤ : HUTCHINSON CARBON COMP
ペダル : LOOK KEO BLADE TI
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ : SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル : SPECIALIZED Toupe Team Saddle
ホイール : ZIPP 303
アイウェア : RUDY PROJECT MAGSTER
ヘルメット : OGK KABUTO REDIMOS
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE Vテープ・Xテープ
ボディメンテナンス : 日本カイロプラクティックセンター大船
            : PREMINA さくら治療院

2. リザルト

優勝   萩原 麻由子 サイクルベースあさひ 3時間46分32秒
2位    与那覇 恵理 フォルツア               ±0秒
3位    金子 広美 イナーメ・アイランド信濃山形    +36秒
6位    西 加南子 LUMINARIA             +8分2秒

3. レースレポート

 日本チャンピオンを決める1年で一番緊張感のあるレース。
今年は例年よりも2か月早い開催となった。昨年からこの4月開催についてはわかっていたので,逆算していつもよりトレーニング開始時期を早めていた。
都合の良いことに,私が2月のアジア選手権,ニュージーランド遠征と派遣が決まっていたのでトレーニングについては他人より早く始めていたし,あまりオフをとることなく年越しをしていた。そこまでは良かった・・・。
 
 
 問題はむしろ2月の遠征を終えてからの全日本に向けてのトレーニング環境だった。私は花粉症の症状が酷い,トレーニング中は大丈夫だが1回炎症が酷くなるとダメージが大きい。なんとか誤魔化しトレーニングをしてきたが。
 レースの日は刻々と迫っていく,焦りはあったがやれることはやったつもりで当日を迎えた。
 スタート時は肌寒かったが,1周目を終える頃には暖かくなっていた。



 スタートして1周目,3名の選手が逃げるなか,集団は落ち着いたペースで進んだ。私も集団内でリラックスして走る。
  2周目の坂でさらにメイン集団から萩原選手と与那覇選手が抜け出した。メイン集団はそれを追うことなくタイム差が開いた。差を開けすぎると詰めるのが大変なので,メイン集団では見える範囲内で前の2人との差をキープしてローテーションをして走った。
 4周目の坂手前で,前方で合流していた4名を捕まえ,レースは振出に戻った。
 登りの度に与那覇選手がスルスルと前へ抜け出す,アタックではなくスピードを上げて走っていたら1人抜け出していたという感じだ。
その後,しばらく集団に動きはなかった。動きがあったのは6周目の登り。
いつものように与那覇選手が先行しているところへ萩原選手がアタックをして合流をした。そこで集団がばらける。私はそのスピードアップになんとか対応しようとダンシングをするが,身体が重い,息が苦しい。
 レースをしていれば苦しさは当たり前だが,それにしても苦しい。遅れた豊岡選手と頂上を通過するころには,後ろにいた森本選手も合流,下り始めると前から落ちてきた福本選手と4名の集団となった。



 平地も4名でローテーションをしてスピードをキープ,7周までは先頭集団との差はキープして走っていた。しかし,8周目の登りを終えた時に一気に先頭との差が開いた。前の周回で1分ほどの差だったのが,5分差ほどに開いた。
 当然だが,前を行く5人はスピードが上がり,私達4人はローテーションをしていたが,スピードは上がっていなかった。差は広がる一方・・・。
 そのまま最終周回の登りに入る。登りを走っている感じでは4人の中で自分に余裕があるのはわかっていた。せめてこの集団での頭は獲らなくてはならない。
 ゴール前の坂が緩くなったところでアウターにギアを入れ,ラスト300M位から先行してスプリントに入った。ギアを踏み続けてそのままゴール。6位だった。
 昨年の3位は展開的に終わった後にガッカリしたが,今回の結果は自分で少し予想ができていたのでガッカリというよりはボ~ッとしてしまった。悔しくないわけがない。でも人に勝てなかった悔しさではなくて,自分が走れなかった失意という感じだ。
 サポートを受け走っている身としてはどんな環境でも最善の策をとらなくてはならなかった。花粉症を理由にしたくはないが,一番追い込まないといけない時期に体調を崩していた。この時期に開催されるのがわかっていたのに,自分の最善が甘かったのだと思う。