2015年7月10日金曜日

続くツールの落車シーンをみて

昨年と今年,2年連続で春先の海外遠征で落車に巻き込まれてかなりの怪我をしている。



人には落車するとレース怖くなりませんか?と言われるけど,
「気をつけるポイントは増えるけど,怖くはならない。」
って,怖くてそれがトラウマになるようだったらとっくに自転車をやめてます。(笑)

あ,でもね。1週間は夜寝る前に目をつぶると落車シーンを思い出して眠れないよ。
悔しさというか,どうやって,何が原因だったか落車シーンを思い出してたどってしまうから。
でも時間が経てば眠れるようになります。時間は薬だし,人間は結構強いです。
他に考えないといけないこと一杯あるしね。

が~TVで観る人の落車シーンは嫌なもんです。観ると汗が出ます。
ここのとこのツールドフランスの落車シーンは心拍上がります。
どこがどんな風に痛いか想像できてしまうから。
自分が転ぶ方がまだいいのです,人のは嫌です。

喧嘩も自分が殴り合いをするのはいいのですが(しませんが)
他人が殴られているのを見るのとても嫌です。
見えるだけに,どこがどうなるか想像が膨らむから。

レース経験が長くなればなるほど,気軽に本気でレースやれとは言えなくなっています。
女の子には身体に傷を作って欲しくないし,けど代表になってレースに行ったらどうしても避けられない落車はあるし。
覚悟や目指すもの度合によって掛ける言葉は変わります。

普通はとにかく「安全に!」と言ってしまいます。