2012年3月7日水曜日

2012 NZCT Women’s Tour of New Zealand


1.           レース詳細

レース名:2012 NZCT Womens Tour of New Zealand
日時:201222226
クラス:エリート女子
エントリー数:71
場所:ニュージーランド パーマストンノース周辺道路
 
2.           機材

フレーム                        GIANT TCR ADVANCE SL3
タイヤ             HUTCHINSON CARBON COMP
ペダル             LOOK KEO BLADE Ti
レースウェア                PEAL IZUMI
シューズ                        SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル             SPECIALIZED Toupe Team Saddle
ホイール                        CAMPAGNOLO HYPERON TWO
アイウェア                    RUDY PROJECT MAGSTER
ヘルメット                    OGK KABUTO REDIMOS
ケミカル                        MORGAN BLUE
ドリンク                        MUSASHI REPLENISH
テーピング                    New HALE
ボディメンテナンス          日本カイロプラクティックセンター大船

                  :PREMINAさくら治療院



3.           リザルト(個人成績のみ)

Stage     Stage順位           総合順位
1            62            62
2            33            33
3            39            31
4            26            31
5            29            31



4.           レースレポート

1st.       
 7.1キロのタイムトライアル,朝から雨。私のスタートはチームでは最後の19時過ぎだった。苦手なタイムトライアルだが,何とかトップとの差を最小限にできるようにしたいと思った。

【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】

 私がスタートするころには雨が上がったが,風強くなってきた。かなり不得意なタイムトライアル,いつもスタート直後に飛ばしすぎて失敗するので,平均して走れるように気を付けてみた。が,世界戦TT優勝者クリスティーン・アームストロングから158秒差の62位。厳しいスタートとなる。タイムトライアルは今後も強化しなければならない。

 2nd. 
【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】
     
 2日目はニュートラル15キロ+137キロのステージ最長コース。スタート時は雨,ニュートラル区間15キロも神経を使いながら走る。最初からレースは始まっているようなものだ。 
 逃げが捕まった直後,スプリントポイントやKOMではスピードがあがるので,そのタイミングに合わせていい位置まで上がる。下りでも危ない人や遅い人はどんどんパスして前に出る。を繰り返しているうちに30人程になっていた。
 私以外に日本チームは針谷選手だけとなってしまった。集団のままラスト30キロを切ったところでアタックがかかりスピードが上がった。とても強い横風区間で1列になってしまい,集団の後ろは道の端ギリギリを走ることになる。人の後ろについても風よけにならない。粘ってはいたが,我慢しきれずに前を空けてしまってからはあっという間に車間が開く・・・。
 同じく集団から離れてしまった針谷選手と2人で交代しながら,少しでもタイム差が大きくならないように協力して走る。先頭から238秒遅れのゴールとなった。



3rd.  
【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】
    
 3日目もスタート時は小雨模様。風も相変わらず強い。コースは昨日のコースの逆回りのニュートラル15キロ+121キロのコース。当然昨日と同じ横風の強い区間がある。昨日と同じことを繰り返さないように注意したい。
 スプリントポイントもKOMでのスピードアップにも対応し,昨日と同じ横風区間にきた。同じことにならないように,前へ前へ行ったのだが同じようにスピードアップをしたところで我慢できずに脱落,なぜか前日と同じように針谷選手と2人で走ることに・・・。
【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】

同じことを繰り返してしまった。先頭から923秒遅れの39位。パワーの無さ,スピード維持力の無さを実感したステージだった。



4th.   
【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】
   
 こちらに来て初めての朝から晴天。風も少ない。同じ場所を2周回する110キロのコース。スタート後は安定したペースでレースは進む。総合成績の上位は混戦していたため,レースはスタートからスピードが上がると思っていたため意外だった。が,そのまま進むわけもなく,KOMでアタックがかかり,10名ほどの逃げが決まった。上位チームのメンバーがほぼ全員入っているためメイン集団のスピードは上がらない。
 日本チームはすでに私と萩原選手のみだったが,どちらも逃げには加われず,メイン集団に残りそのままゴール。先頭から82秒遅れの26位でゴールした。



5th. 
【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】
     
 昨日と同じように風の少ない,晴天の中スタート。昨日と同じコースを逆回りする111キロ。最終日はなんとか少しチャレンジをしてみたい。まだまだトップ5までは入れ替わってもおかしくないので,レースは激しくなることが予想された。
 気合を入れてスタート。1回目のKOMでスピードが上がり,集団が伸びて何度か離れそうになったが,なんとかクリア。同じ周回コースを2回走るので,2回目のKOMは集団が伸びて切れないように先頭で登る。NZの選手がアタックしたので,一緒に行こうかと悩んでいるうちにタイミングを逃してしまった。アタックは悩んだらダメですね。当たり前・・・。結局,集団でその選手には追いついたが,チャレンジしてみれば良かったと後で後悔。
 そのまま大きい集団のまま,なだれ込みのゴールスプリント29位となった。
 スプリントもせめて集団で頭をとるつもりで周りをみて冷静に動けばもっと上位に行けたのではないかと後悔。後半身体が動いていただけに不完全燃焼な最終日となってしまった。