2011年10月24日月曜日

JAPANCUPレースレポート

1. レース詳細


レース名:2011 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
日時:2011年10月22日(土)11:07スタート
天候:雨
クラス:オープン女子
エントリー数:35名
場所:宇都宮市森林公園周回コース(1周14.1km)
主催:宇都宮市 / 財団法人日本自転車競技連盟
後援:文部科学省 / 経済産業省 / 栃木県 / 財団法人JKA / 日本テレビ放送      
    網 / 読売新聞社 / 報知新聞社 / BS日テレ / ラジオ日本 / 下野新聞 / 
     栃木放送

2. 機材

フレーム : CINELLI ESTRADA
タイヤ : HUTCHINSON CARBON COMP
ペダル: TIME ICLIC Ti
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ: SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル: SPECIALIZED Toupe Team Saddle
ホイール : REYNOLDS DV46T UL
アイウェア: RUDY PROJECT MAGSTER
ヘルメット: OGK KABUTO REDIMOS
ケミカル: MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE
ボディメンテナンス :日本カイロプラクティックセンター大船

            :PREMINA さくら治療院


3. リザルト

優勝   西 加南子     LUMINARIA     1時20分18秒
2位    上野 みなみ    鹿屋体育大学         +2秒
3位    針谷 千紗子    サイクルベースあさひ     +6秒


4. レースレポート

 シーズン後半のビックレースであるJAPANCUP,今年はこのレースでシーズンを終える。
決してレース数は多くないが,寒さが迫ってくる季節にコンディションを上げるのは中々難しい。しかし,できればシーズン最後は最高の状態でレースをして締めくくりたい。気温の変化が激しくなる中,体調を崩さないようトレーニングし,レースまでの時を過ごした。
 レース当日は雨。スタート直後に坂を登るこのコースでは,アップをして身体を冷やさないようにアップ前にスポーツバルムを塗った。スタートまでの時間,スタートライン付近は規制も厳しく,まともに自転車に乗ることもできず,ただひたすらスタート時間を待った。
 スタート前に,歩いてクリートに詰まってしまった泥を市川雅敏さんとSHIMANOのサポートスタッフに親切に取り除いてもらった。チーム関係なく選手を思う気持ちが伝わり市川さんには感謝です。ありがとうございました。

photo:Hideaki Takagi
 
やや緊張してスタート時間を迎えた。


photo:Hideaki Takagi

スタート直後先頭位置をキープして古賀志の登りに突入。森本選手がスピードを上げたので,すかさず反応。それをきっかけに片山選手が先頭でスピードをキープし始めた。私も無理をせずにスピードをキープして徐々に先頭に出た。アタックのつもりではないが,少しスピードを上げたら後ろが離れたので,少し踏み込んで頂上をクリアしてみると後ろの選手が離れた。
 雨の下りで落車に巻き込まれるのを恐れて先頭で下りたかったので丁度良かった。下りきると後ろの選手たちがかなり離れていた。差は10秒程。
 後ろの集団は20人近くいたので,ほどほどのペースで走行。平地部分を走り始めて間もなく集団に追いつかれた。
集団に戻っても,前位置をキープしながらローテーション。


photo:Hideaki Takagi

 鶴の登りに入ると片山選手と上野選手がスピードを上げたので,合せて登る。先頭手前で先頭に出て頂上通過し,下る。
 そして2回目の古賀志の登り,中盤からは先頭でペースを上げ,さらに頂上手前でペースを上げた。また後ろが離れたので,今回は1周目より集中して下りを走った。
 下り切った部分で20秒差が付いていたので,逃げ切りを意識して1周目より踏み込んで走ってみた。思ったより後ろが詰まってこない・・・追ってくる選手は6名?セブンイレブンの交差点を過ぎても追いついてこない,もう少しいけるか?と丘を登っていると,一気に後ろの選手が迫ってきた。そして,6名に追いつかれる。
 先ほどと同じように,集団に戻っても前位置をキープして走る。同じ様に鶴カントリーの登りを先頭で通過し下る。


photo:Hideaki Takagi

 3周目ラストの古賀志の登りは中盤から片山選手,上野選手,私の3名に絞られたので,3人で逃げ切ろうと思い,一緒に行こうと声を掛ける。

このメンバーだったら平地でローテーションすれば逃げ切れるはずだと思ったが,セブンイレブン交差点の先を登ったところで後ろの4名に追いつかれてしまった。ガッカリだ。
 何度か抜け出し,脚を使っていたのでラストのスプリントは心配だったが,気持ちを切り替え,鶴カントリーの登りスプリントに集中する。
 上野選手がいいスピードで坂に入ってもがき始めた,その様子を見ながら私も並走してスピードを合わせ,タイミングを見計らってアタックを掛けた。
先頭に出てからは,後ろは振り返らず,さらにギアを掛けて頂上を通過。下りでも気を緩めずにギアを掛けて踏み込んだ。


photo:Hideaki Takagi
 必死だったので,ハンドルから手は離せないと思ったが,ゴールライン直前で優勝を確信できたので両手を挙げてゴール,昨年よりも嬉しい優勝をすることができた。
これで,来年も自転車続けていいかな~?



そして,こちらにもレポート,写真,動画と満載で掲載されてます。

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