2011年6月27日月曜日

全日本自転車車競技選手権ロードレース2011

1. レース詳細

レース名:全日本選手権ロードレース2011
日時 :2011年6月27日(日)8:05スタート
天候 :曇り
クラス :エリート女子
距離 :124km (15.5km× 8 周)
場所 :岩手山パノラマラインコース (15.5km/周)
主催 :(財)日本自転車車競技連盟
共催 :八幡平市

2. 機材

フレーム : CINELLI ESTRADA
タイヤ : HUTCHINSON CARBON COMP
ペダル : TIME ICLIC Ti
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ : SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル : SPECIALIZED Toupe Team Saddle
ホイール : REYNOLDS DV46T UL
アイウェア : RUDY PROJECT MAGSTER
ヘルメット : OGK KABUTO REDIMOS
心拍計 : POLAR RS800CX
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
シリアルバー : BONK BREAKER
テーピング : New HALE
ボディメンテナンス : 日本カイロプラクティックセンター大船

3. リザルト

順位 氏名 チーム タイム
優勝 萩原 麻由子 サイクルベースあさひ 3時間54分07秒
2位 片山 梨絵 SPECIALIZED +7秒
3位 西 加南子 LUMINARI +3分25秒


4. レースレポート

1年で一番大切なレースの日がやってきた。今年は花粉症でトレーニングが遅れ,震災後レース参加が少なかったこともあり,色んな意味で不安はあった。けれどレースは待ってくれない。やれるだけのことして,疲れを残さないようにして当日を迎えた。


(photo by Masaharu Nishikawa)

当日朝は曇り,肌寒い中男子エリートの後にスタート。今年は同時刻に2クラスがレースをすることになった。


(photo by Masaharu Nishikawa)

スタート後,約3周は時々ペースが上がるものの,サイクリングペースで経過。どうしようものか・・・。
 4周目に萩原選手がアタックして1人で逃げるが,距離は開かない。そこで登り手前で男子エリートと合流。前にいた片山選手と森本選手は男子に合流して走行。男子集団の中に萩原選手もいたのだから当然なのだが,審判からは何の指示もなく,躊躇している間に距離が離れる。そして間に男子の審判車が入ってしまう。
 私達も審判車についくしかない状況。ここで数人が脱落。3人に追いついた時点で7,8人に人数が減っていた。
 かなり脚を使ってしまったので,5周目はしばらくローテーションしつつ休み,6周目に入る。
 登りで萩原選手と片山選手が抜け出したので,距離が少し開いたところで後ろから一気に追いつき2人に合流。そのまま3人で行きたかったが,後ろも合流してしまった。その後の頂上手前で明珍選手が1人でアタックをし差を広げる。スタート地点を過ぎるときには数十秒の差でメイン集団が通過。
7周目の下りに入り,ちょっとした登り返し部分で萩原選手がスピード差をつけて集団から抜け出し,後ろにいた片山選手も合流したが,先頭にいた私は乗り遅れる。2人は明珍選手に追いついて3人で逃げ始めた。
 あの3人を逃がしてしまったら,残った数人では追いつかない可能性が高い。残った集団の1人は萩原選手のチームメイト。前を追う意思のある人は私を含め3人・・・かなり厳しい。
 もう,どうにも自分で行くしかない・・・あ~あ。7回目の登りは,1人全開で前を追う。前の3人との距離が縮まったので頑張ったのだが,明珍選手がこぼれてきた時点でまた差が広がり始める。交代できる人もいないし,差は広がる一方。後手にまわるのは本当にキツイもんだ・・・。


(photo by Masaharu Nishikawa)

 明珍選手と合流した後,みんなの脚も回復したのでローテーションをし始めた。しかし,時はすでに遅く,前の2人との差は1分以上ついてしまった。
 ラスト1周,集団の中には,脚を温存させている萩原選手のチームメイトの針谷選手がいる。足を使い果たしていた私は,彼女のキレのあるスプリントと勝負するのはかなり厳しい状況だ・・・困った。
 登りで抜け出そうと明珍選手のアタックがあったが,全員追走。そのままゴール手前500メートルまでやってきた。明珍選手が最初にスプリントを掛け始めたので,後ろから追い抜き,そのまま私もスプリントに入った。


               (photo by Masaharu Nishikawa)

 少し登って平らになるのだが,登り切った部分でかなり失速。視界には誰も入っていなかったが,止まる寸前・・・かなりハラハラした状態でなんとか3位。今年の全日本選手権は悩めるアララ・・・な3位で終了です。