レース名:第9回 JBCF 富士山ヒルクライム
日時:2012年6月17日(日)8:32 スタート
天候:曇り時々雨
クラス:Fクラス
エントリー数:13人
場所: 静岡県駿東郡小山町 あざみライン
主催:JBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技競技連盟)
フレーム : GIANT TCR ADVANCE SL3
タイヤ : HUTCHINSON CARBON COMP
ペダル : LOOK KEO BLADE TI
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ : SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル : SPECIALIZED Toupe Team Saddle
ホイール : ZIPP 303
アイウェア : RUDY PROJECT MAGSTER
ヘルメット : OGK KABUTO REDIMOS
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE Vテープ・Xテープ
ボディメンテナンス :
: 日本カイロプラクティックセンター大船
PREMINA さくら治療院
2. リザルト
順位 氏名 チーム タイム
優勝 高橋 奈美 Vitesse-Serotta-Feminin 1:00:15
2位 佐藤 咲子 Redy go Japan +00:07
3位 西 加南子 LUMINARIA +02:55
3. レースレポート
先週に引き続き,ヒルクライムレースに参加。またしても天候は雨。今年は雨のレースが多く,個人参加の私としてはスタート前のアップ場所に頭を悩ませる。
ついに小さな小さな軽いテントを購入。ホントにローラー1台分で一杯な大きさで横殴りの雨には対応できないが・・・。
レース会場でのアップ場所が不安だったので,ホテルでニューハレを貼り,スポーツバルムを塗り,その他準備も万端にして,アップをするだけの状態にして会場に向かった。
スタート地点とゴール地点では10℃違うと聞いていたが,スタート時に気温は20度以上あり雨がふっていたが,寒さは問題なかった。アップをし始めたらすぐに汗が流れてきた。
今回は極端な坂道ということでコンパクトを付けた,クランクは170と普段より5ミリ長いが,そんなことよりとにかく軽いギアと付けることを優先させた。
普通クランクを長くしたらサドルはその分下げることが多いのだろうが,今回は敢えて少し上げて,股関節の角度が狭くならないようにした。追い込んだ状況で試すことも今後の何かに生きるかもしれない。
スタートは男子のエキスパートと同時スタートだった。スタート直後から結構な斜度の坂なのだが,男子選手は勢いよくスタートしていく。中にはすぐに失速する人もいてそれを縫いながら,流れに乗りながら,かつ自分のペースをオーバーしないように走る。
高橋選手は頑張って男子の先頭に付いて前を走っていた。少し抑え目に走っていた私は斜度がキツクなり始めたら,高橋選手との距離が縮まっていった。そして直線部分が終わるころに高橋選手に追いつき,その後同じペースで走っていた男子選手について前に出た。
【photo: Hideaki Takagi】 |
その後のつづら折れでさらに斜度はキツクなったが,しばらくはそのまま我慢して走り続けた。その後,一緒に走っていた男子選手のペースでは付いていけず,前を開けたところ後ろから前に出てきたのは高橋選手だった。私は自分のペースを守るのが必死でそれを追うこともできなかった。
その後はひたすらマイペース。コンパクトを付けて,38のギアを付けているにも関わらず,まっすぐ走るのに必死な場所がいくつもあった。
そうこうしているうちに佐藤選手にも抜かれてしまった。それにも全く付いていこうという意思が持てなかった。息は上がるし,脚は重い,本当に延々とスクワットをしている気分だった。
やっとゴールをして3位。しかし,途中から自分1人の世界に入り込んでしまい,人と競争をしていなかった。ロードレースなのだから,人と競争しなくては話にならない。
【photo: Hideaki Takagi】 |
たとえ極端な坂道でも,次は他の人と競争できる状態にして参加しなくてはと思った。
7年振りに走ったあざみラインは,少しは楽に感じるようになっているかと思ったけど,あーしても,こーしてもキツイ坂だった。
クランクが170のものしかなくてもコンパクトにして28を付けて良かった・・・。
チャレンジでサドルを敢えて下げず,足が上死点に来たときに股関節の角度を維持するために2.5ミリ上げてみた。力を入れるときのポイントに慣れれば坂では悪くないかもしれない。