寒くなってきましたね。
シーズンオフとはいえ,選手は一般の方よりは脂肪も少なく体力を消耗しているから他人の風邪はもらいやすいです。
色々な説はありますが,私はとりあえず毎年インフルエンザの予防接種を受けています。
なるべく寒くなる前に,早めに打ちたいのですが,レース前には打ちたくありません。
ということで,毎年JAPANCUP後に受けるのが恒例となっています。
その後のイベントや人ごみに行く機会などスケジュールをみて調整します。
同じようにスケジュールを見て調整するのが生理です。
これも個人差があるので,平気な人は普段と何も変わらずですが・・・
個人的な意見では,最高のパフォーマンスをするにはまったく影響がないとは言えないと思います。精神的にも肉体的にも。
ホルモン系の薬を使ってのスケジューリングはできるのですが,それも個人差で薬の負担が大きい人とそうでない人がいます。
薬を使うスケジューリングの方法も,シーズン通して行う方法と,ピンポイントで使う方法があります。
私は薬の影響が辛いので,全日本やJAPANCUP,日本代表などで行く,本当に大事なレースにあたってしまった時にだけピンポイントで使います。
それも予定を見越して前もってずらしておく使い方をします。
そうすれば,大事な大会には当たることはなく,薬の影響もなく大会に参加できます。
そのような使い方をするためには,自分の生理周期の把握が大事なことと,身体をキチンと生理が来る状態にしておくことです。
生理が止まってしまうことは,競技的には楽ですが,確実に身体の状態は悪くなり,競技のパフォーマンスも落ちますよ。
私はこの歳なので,自分の身体を把握していますが,自分のリズムがわかるまでは若い選手には基礎体温を測る事をお勧めしますよ。
そんな話もいつかの機会に。