昔,ある人に言われました。「オマエは自転車を競技の道具としてしか見ていなくて,自転車そのものに愛着はないから,自転車を大切にしていない。」と・・・
そんなことはない!とその時は思っていたけど,
今思えば自転車に乗ること=競技と思っていたし。トレーニングとレースしか頭になかった。
ある程度成績が出て,でも色々と腑に落ちないこともあり,
このまま競技を続けるのは・・・と思っていた頃にオーストラリアに行き始めた。
トレーニングという名の逃避行(笑)
そこで感じてしまった,自転車に乗ることと,この環境にいる幸せを。
30過ぎで気づいたのがちょっと遅かったけどね。
1人で2か月以上,田舎を走りまわり,壮大な景色を見て走りながら叫んでた「幸せ~!ありがと~!」って。
もしオーストラリアに行かなかったら,自転車に乗る楽しみの一つを知らなかったかもしれない。
みんな自転車に乗って知り合った仲間です!(笑)
自転車そのものへの愛着がわき始めたのもその頃からだった気がします。
(そうそう,ここはヘラルドサンツアーで走るあたりですよ!)
今までの自転車もどれも大切だったけど,今乗っているCinelliはとりわけ気に入っています。
機能面とデザインとどちらもちょうどしっくりきています。
オーストラリアでカタカナで言うと「チネリ」と言ったら通じませんでした,「シナリ」で通じましたね。「ホイール」も駄目ですよ(笑)