1. レース詳細
レース名:2014 JAPAN CUPサイクルロードレース オープン女子
日時:2014年10月17日(日)11:07 スタート
天候:晴れ
クラス:オープン女子
エントリー数:40人
距離:42.3km 14.1 km× 3周
場所:栃木県 宇都宮市森林公園周回コース
主催:宇都宮市
主管:(公財)日本自転車競技連盟 日本自転車競技連盟 日本自転車競技連盟
ジャパンカップサイクルロードレス実行委員会
NPO法人ジャパンカップサイクルロードレス協会
2. 機材
フレーム : SPECIALIZED S-Works Amira SL4
ホイル : GOKISO クライマー
タイヤ : Continental Grand-Prix Supersonic
ペダル : LOOK KEO BLADE 2 TI
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ : SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoes
サドル : SPECIALIZED TOPE PRO
アイウェア : RUDY PROJECT
ヘルメット : OGK KABUTO ゼナード
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE Vテープ・Xテープ
トレーニングサポート :
: SMART COACHING
コンディショニングセンター品川
ボディメンテナンス :
:
: 日本カイロプラクティックセンター大船
PREMINA さくら治療院
東京マキシロフェイシャルクリニック
3. リザルト
順位 氏名 チーム(所属県) タイム
優勝 西 加南子 LUMINARIA(千葉) 1:19'11"
2位 金子 広美 イナーメ信濃山形(三重) + 00:04
3位 針谷 千紗子 Live GARDEN BICI STELLE(栃木) +00:20
4. レースレポート
シーズン後半の大切なレースであるJAPAN CUP,2010と2011を連覇して以来優勝から遠ざかっていた。今年は春先の怪我もあり,レース参加数も少なく,身体は戻ってきていたとはいえ中々勝てないレースが続いていた。
このレースはシーズン最後ということもあり,納得のいく形で締めくくり来期につなげたいと思っていた。昨年の失敗を思い出し,同じことを繰り返さないよう身体のケアを入念にしてレースに体調を合わせた。
レース前日にコース試走。部分的にコースの斜度があるので,ゆっくり走っているつもりでもそこそこの負荷はかかるため2周で終了。ゆっくりとホテルに向かった。
レース当日,久しぶりに雨の心配がいらない晴天。スタート1時間前くらいからMUSASHIのリプレニッシュを飲みながらローラーでアップ,3回ほど短い時間で負荷を掛け,心拍を上げて終了。天気の心配もなかったのでタイヤの空気圧に悩まずに済んだ。車輪はGOKISOのクライマーを選択。スタート地点に向かった。
スタート待機場所はとても自転車に乗れる状況ではなかったので,諦めて股関節を動かす。昨年とは違ってとても落ち着いてスタート地点にいることができた。
スタート1分前に並ぶカメラの数を見て,このレースの注目度がわかり「お~ぉ!さすがJAPANCUP!」と思った。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
そして,スタート,ちょっと出遅れたが,すぐに前に上がる。古賀志の登りに入る時には金子選手のすぐ近くで様子を見ながら走る。登り方のリズムは違うが,遅れることなく頂上近くまで行き,頂上で先頭に出て下る。今年は参加人数が多いの,1周目の下りは特に安全に下りたいと思っていた。下りは前日まであった苔がウソのように綺麗に無くなっており,とても安心して下ることができた。こんなところもすごい!JAPANCUP!
下り最中から金子選手と一旦2名になったが,すぐに集団が追いついてきて12人ほどの集団で県道を走った。そのまま鶴カントリーの登りに突入,多少集団は伸びたが,ほとんど人数は減ることなくスタートゴール地点を通過。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
2回目の古賀志の登り。金子選手がペースを緩めることなく登り,食らいついていくと先頭を通過するころには集団はバラバラになった。下りきると金子選手,樫木選手,私の3名になった。一緒にナショナルチームの合宿をしたメンバーなのでローテーションは綺麗に回ったが,ペースはさほど上がらない。そのうち,短い登りでチェーンを落とした樫木選手が遅れる。すぐに戻れる様子ではなかったので,2名でそのまま走ったが,鶴カントリー手前で樫木選手を含める6名程の選手に追いつかれた。
2回目の鶴カントリーでも集団が完全バラバラになることはなく,下りに入った。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
3回目の古賀志の登り,苦しいけど2回目よりもまだマシな状態で金子選手のペースについていく。この登りで後ろとの差がかなり開いた。下りきってからなんとか逃げ切りたいと思ったがあまりペースが上げられない。ゴールまで短いのでお互い意識しあって当然といえば当然だ。後ろとの秒差を聞くと1名だけ15秒差ほどで来ているのがわかった。2人のまま行きたい気持ちもあったが,田野の交差点手前で針谷選手が1人で追いついてきた。
針谷選手が追いつたことが刺激になり,3名になってからはペースも上がり,後ろの数名の集団とは秒差が開いていった。
ラストの鶴カントリーの登り手前でけん制状態になった。ここまで来たらなんとしても優勝したい!2人の動きをじっくり見る。
坂の斜度がキツクなるところから金子選手がペースを上げ始めた。昨年はもうその時点で一杯一杯だったが,今年は呼吸を整えて同じペースで登ることができたので,一旦坂が緩くなったところで狙いを定めて全開でアタックをした。なんとか登りきるまで踏み切ることができたので,気を緩めずに下りでシフトアップして全開でスピードを乗せた。ゴールラインが見えるコーナーを曲がった時に優勝できると確信してこみ上げるものがあった。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
【photo:井津杏菜】 |
今年は辛いことが色々あったので喜びは特別だった。続けていてよかった。(いつまで続けるんだ・・・笑)
自転車情報サイトにもレースの模様を掲載していただいています。
cyclowired→ http://www.cyclowired.jp/news/node/149696
cyclist→ http://cyclist.sanspo.com/156445
CycleStyle→ http://cyclestyle.net/article/2014/10/20/15209.html