1. レース詳細
レース名:2012 NZCT Women’s Tour of New Zealand
日時:2012年2月22~26日クラス:エリート女子
エントリー数:71名
場所:ニュージーランド パーマストンノース周辺道路
2. 機材
フレーム : GIANT TCR ADVANCE SL3
タイヤ : HUTCHINSON CARBON
COMPペダル : LOOK KEO BLADE Ti
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ : SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル : SPECIALIZED Toupe Team Saddle
ホイール : CAMPAGNOLO HYPERON TWO
アイウェア : RUDY PROJECT MAGSTER
ヘルメット : OGK KABUTO REDIMOS
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE
ボディメンテナンス : 日本カイロプラクティックセンター大船
:PREMINAさくら治療院
3. リザルト(個人成績のみ)
Stage Stage順位 総合順位
1 62位 62位2 33位 33位
3 39位 31位
4 26位 31位
5 29位 31位
4. レースレポート
1st.
7.1キロのタイムトライアル,朝から雨。私のスタートはチームでは最後の19時過ぎだった。苦手なタイムトライアルだが,何とかトップとの差を最小限にできるようにしたいと思った。![]() |
【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】 |
私がスタートするころには雨が上がったが,風強くなってきた。かなり不得意なタイムトライアル,いつもスタート直後に飛ばしすぎて失敗するので,平均して走れるように気を付けてみた。が,世界戦TT優勝者クリスティーン・アームストロングから1分58秒差の62位。厳しいスタートとなる。タイムトライアルは今後も強化しなければならない。
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【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】 |
逃げが捕まった直後,スプリントポイントやKOMではスピードがあがるので,そのタイミングに合わせていい位置まで上がる。下りでも危ない人や遅い人はどんどんパスして前に出る。を繰り返しているうちに30人程になっていた。
私以外に日本チームは針谷選手だけとなってしまった。集団のままラスト30キロを切ったところでアタックがかかりスピードが上がった。とても強い横風区間で1列になってしまい,集団の後ろは道の端ギリギリを走ることになる。人の後ろについても風よけにならない。粘ってはいたが,我慢しきれずに前を空けてしまってからはあっという間に車間が開く・・・。
同じく集団から離れてしまった針谷選手と2人で交代しながら,少しでもタイム差が大きくならないように協力して走る。先頭から2分38秒遅れのゴールとなった。
3rd.
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【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】 |
スプリントポイントもKOMでのスピードアップにも対応し,昨日と同じ横風区間にきた。同じことにならないように,前へ前へ行ったのだが同じようにスピードアップをしたところで我慢できずに脱落,なぜか前日と同じように針谷選手と2人で走ることに・・・。
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【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】 |
同じことを繰り返してしまった。先頭から9分23秒遅れの39位。パワーの無さ,スピード維持力の無さを実感したステージだった。
4th.
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【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】 |
こちらに来て初めての朝から晴天。風も少ない。同じ場所を2周回する110キロのコース。スタート後は安定したペースでレースは進む。総合成績の上位は混戦していたため,レースはスタートからスピードが上がると思っていたため意外だった。が,そのまま進むわけもなく,KOMでアタックがかかり,10名ほどの逃げが決まった。上位チームのメンバーがほぼ全員入っているためメイン集団のスピードは上がらない。
日本チームはすでに私と萩原選手のみだったが,どちらも逃げには加われず,メイン集団に残りそのままゴール。先頭から8分2秒遅れの26位でゴールした。
5th.
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【Photos thanks to Kirsty Kaihau & Vaughan Hunt】 |
気合を入れてスタート。1回目のKOMでスピードが上がり,集団が伸びて何度か離れそうになったが,なんとかクリア。同じ周回コースを2回走るので,2回目のKOMは集団が伸びて切れないように先頭で登る。NZの選手がアタックしたので,一緒に行こうかと悩んでいるうちにタイミングを逃してしまった。アタックは悩んだらダメですね。当たり前・・・。結局,集団でその選手には追いついたが,チャレンジしてみれば良かったと後で後悔。
そのまま大きい集団のまま,なだれ込みのゴールスプリント29位となった。
スプリントもせめて集団で頭をとるつもりで周りをみて冷静に動けばもっと上位に行けたのではないかと後悔。後半身体が動いていただけに不完全燃焼な最終日となってしまった。