レース名:第82回 全日本自転車競技選手権大会ロードレース
日時:2013年6月23日(日)08:05 スタート
天候:霧雨
クラス:エリート女子
エントリー数:32人
距離:90km(15km×6周)
場所:大分県民の森 平成森林公園周辺特設ロードレースコース
主催:公益財団法人日本自転車競技連盟
2. 機材
フレーム : SPECIALIZED S-Works Amira SL4
タイヤ : Continental Competition
ペダル : LOOK KEO BLADE TI
レースウェア : PEAL IZUMI
シューズ : SPECIALIZED Women's S-Works Road Shoe
サドル : SPECIALIZED TOPE PRO
アイウェア : RUDY PROJECT NOYZ
ヘルメット : OGK KABUTO KOOFE
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE Vテープ・Xテープ
ボディメンテナンス : 日本カイロプラクティックセンター大船
: PREMINA さくら治療院
3. リザルト
順位 氏名 チーム タイム
優勝 与那嶺 恵理 チーム・フォルツァ! 3:27:29
2位 金子 広美 イナーメ信濃山形 +4:33
3位 萩原 麻由子 Wiggle Honda +7:08
4位 﨑本 智子 ナカガワk’sAデザイン +13:07
5位 西 加南子 LUMINARIA +18:19
4.レースレポート
日本チャンピオンを決める全日本選手権,今年は大分県民の森周辺の山岳周回コースで行われた。フラット部分はほとんどない,登りと下りの1周15キロを6周走る90キロだ。登りはもちろん,下り部分もテクニカルでかなり過酷なレースになることが予想された。
レース2日前には現地に入り,小雨が降っていたが下りをもう1度確かめたいこともあり試走する。天気予報ではレース当日は曇りだったが,山の上ということで天気は悪くなることを予想していた。試走時も霧で10メートル先が見えない。
レース当日は予想していた通り雨。寒いほどではないが,アップ前に身体が動きやすくなるよう「プロテクノPNFプライム」のグローブを使い筋肉を温め,スポーツバルムレッド1で冷えるのを防いでからローラーでアップをする。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
スタートして下り切るまでの約10キロはローリングになるので,審判車の後ろを走る。予定より少し遅れ,登り始めてから正式スタートとなった。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
頂上で前にいた1人に追いつき,2人で下る。下りで崎本選手を抜くと与那嶺選手と萩原選手に追いつき集団に復帰。前には金子選手,上野選手もみえた。
そのまま下り,2周目の登りに差し掛かった。すぐに与那嶺選手がスピードアップし,私はズルズルと遅れる。ついていくのは金子選手,その他の選手は少しずつ離れていく。脚が一杯になるギリギリを回転でペースを保ち,なんとか前が見える位置で頂上に行きたい。集中して走るが先頭との距離は開くばかり。
下りに入り,上野選手と福本選手と3人になったが,前に見えていた﨑本選手は登りに入ってさらに離れてしまった。
【photo:HideakiTAKAGI】 |
ひたすら我慢,我慢でペダルを踏み続ける。4周目に入り,登りで脚が攣り始めるが,なんとか動きはキープして走る。
しかし,5周目の登りに入ったところであろうことか,大腿の一部ではなく,グルリと一周,主な筋肉が一斉に攣った。暫し,思考回路が停止し,どうしたものか・・・と思ったが,動かすしかない。頭に使う筋肉をイメージして腹筋と骨盤を使い,脚を引き上げペダルに体重を乗せる。なんとか動かす。そしてしばらくするとなんとか動くようになってきた。ラスト周回はとにかくゴールを目指して下りも登りも必死に走った。そしてヨレヨレの状態でゴールラインにたどり着いた。かなり無理やりだったが,完走したのは8人,私は5番目であった。自転車に乗る姿勢で身体が固まってしまい,降りてもしばらく普通に歩くことができなかった。
今回のレースは自分のレベルが低く,人と競っている感じでは無くなってしまった。あのコースでロードレースにするにはかなりのレベルアップが必要だ。コースがわかっていたのに,準備ができなかった自分が甘かったのだと思う。反省して次回に繋げたいと思う