私はゲストライダーとして参加予定だったため、高速道路を運転中に震災に遭いました。
ハンドルをとられるというより、車がバウンドする揺れでした。速度を落とし、サービスエリアまで走り、FM放送のアナウンスと外の空気で事が普通でないことを感じました。
少し先が由比の海岸沿いだったので、津波の事を考えSAで待機をしようか迷いましたが、通行止めを通り抜けるためにすぐに走り出すことにしました。
由比の海岸沿いは海を見ながらビクビクして走り、
掛川に到着しTVを見て東北の被災状況を知りました。
高速道路で予想はしていましたが、イベントは取りやめとなりました。
エントリーしてくださったサイクリストの皆様、第1回目大会で入念な準備をしてきたスタッフ、私もとても残念ですが仕方ありません。
幻の第1回大会になりましたが、第2回大会は絶対に開催される、するでしょう。
（イベント参加予定の方々に送られた参加賞。ちなみにお茶は違います、すいません～）
決して大きなイベントではありませんが、運営に多くの地元の有志が関わっていて地元に対する情熱を感じます。（量より質。。。とはちょっと違う？）
サイクリングイベントそのものも勿論ですが、地元掛川が好きなのでいいところを知ってほしい！紹介したい！そういう気持ちが強いのです。
そういう人が多いのです、昔からこの町は。
同じように、日本中の多くの人が自分の生まれた土地に愛着を持つし、いつまでもそこにそのままあって欲しいと願います。
今回の震災で、その土地や待つ人を失った人がたくさんいます。
でも、やっぱり、その生まれた土地に愛着を持ち、復興をさせる強さのある人が出てくることを願います。
私は自分の生活もままならないのに、形になる何かをするのは難しいと思いますが
忘れずに思い続けようと思います。
今は難しくても忘れずに思い続けていれば、私が何かをしたときに役に立てる時がくるかもしれません。
持久力としつこさ が自慢ですから。
ということで、また自転車に乗り始めます。
震災後、ブログの更新が滞っておりご心配をお掛けしてしまったことをお詫びします。
